鮮度保持性

食物の鮮度保持には、食物から一旦吸収された水分が再度食物に付着しないようにすることが重要です。ポリエステルと木材パルプをスパンレースで抄き合わせ、2層構造にした不織布はポリエステルの面と食品が接することで、裏面のパルプ層に水分が浸透、パルプがその水分を吸収します。その一方で疎水性を持つポリエステルの面が一度吸った水分を食品に戻さないよう設計がなされています。