部分接着

紙とフィルムや紙と不織布を貼り合わせる場合に一般的に施されるのは「ラミネート」ですが、このラミネートの場合、紙や不織布の全面に接着剤を塗布し、相手と貼り合わせを行うため、張り合わされた後は通気性を失ってしまいます。


そのラミネートの方法に工夫を加えることで、部分的に接着を行うことができます。これにより接着はしているものの通気性も保持し、接触物が晒されがちな湿気を取り除くことができます。また部分接着することで、全面接着だとその接着剤により干渉されてしまう被接着体の機能(例えば吸水性、吸油性など)も適度に残すことが可能です。