抗菌性

細菌の繁殖を抑制する機能を付与した紙です。

抗菌作用を付与するために、銀、銅、亜鉛などの金属塩をセラミックスやガラスなどに混ぜて作った無機系の抗菌剤と化学薬品を使う有機系に大きく分けられますが、酸化チタンを使う光触媒系も加えることがあります。

有機系は化学薬品を使うことが多いですが、最近では、人体への害を考慮し、カテキン、ヒノキチオール、キトサンなど天然素材由来の成分に着目する製品も増えています。

製造方法としては、紙表面に塗布、含浸するなどの方法があります。