ヒートシール性

加熱接着できる性質ヒートシール性と呼びます。

紙にヒートシール性を持つポリエチレンなどの樹脂をラミネートすることで紙に熱接着性を持たせます。

例えば食品を保存するためには、ヒートシールで密閉した袋を減圧、真空、乾燥、冷却などさまざまな包装技術を使って滅菌しますが、外気の影響を遮断するためにも、このヒートシール機能が重要であるといわれており、プラスチックフィルムとシールを熱板に密閉する方式が一番簡単な方法とされています。

適しているとされるプラスチックフィルムはLDPE(低密度ポリエチレン)、HDPE(高密度ポリエチレン)、CPP(無延伸ポリプロピレン)、OPP(二軸延伸ポリプロピレン)となり、フィルムを加熱して融点に達し熱分解し圧着します。