ウェットラミネート
ウェットラミネートは、水溶性またはエマルジョンタイプの接着剤を使用しラミネートする方法です。
吸水性のない基材に接着剤を塗布し、一方の基材と貼り合わせをした後、ドライヤーで熱乾燥させます。
例えば、アルミ箔と紙を貼り合わせる場合は、アルミ箔に接着剤を塗工し、その後紙を貼り合わせて乾燥させます。紙は多孔質のため、水分をよく通します。そのため、アルミとの貼り合わせの後乾燥させることができます。その一方でフィルムとフィルムやフィルムとアルミ箔など、水分を通さないもの同士の貼り合わせには適していません。環境への負荷が少ない・低コストなどのメリットがあります。
たばこの包装材、スティック型のガムの包装材、ビールなどのビン製品のラベルにもよく使用されています。
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