ドライラミネート

ドライラミネートは、接着剤を素材に塗布し、乾燥後、もう一方の素材に圧着して貼り合わせる方法です。

ドライヤーにて熱をかけ、接着剤の溶剤分を揮発させ乾燥した状態で貼り合わせるためドライラミネートと呼ばれます。

耐熱性、接着強度に優れており、食品用や各種袋などの分野で幅広く使用されています。


基材に溶剤で希釈した接着剤を塗工します。塗工に使われた溶剤はドライヤーで乾燥させ、溶剤を揮発させます。

次に、接着剤が塗工された面にもう一方ののフィルムを合わせ、熱と圧力をローラーでかけることで貼り合わせます。

巻き取った製品は接着剤を硬化、安定させるために温度管理された保管庫の中で寝かせます。これをエイジングと呼んでいます。


ラミネート機のラインには、欠点検出器が搭載されており、製造中の不良品の検出などに役立っています。