吸油性

紙を嵩高にしたり、クレープ加工を施すことで原料のパルプが油を吸収しやすい性質を持たせることができます。

食品用油の吸収用として使用されます。

弁当用のおかずカップとしてアルミカップがかつては一般的でしたが、電子レンジに入れるとアルミから火花が飛び散るため電子レンジ対応として紙とPETフィルムを貼り合わせた商品が主流となってきました。

しかし、最近ではそのこの紙の吸油性を生かした応用例としてクレープ加工をほどこした紙をおかずカップの中でも天ぷらやフライなどの揚げ物専用のカップとして使用されています。

また、アロマオイルなどの芳香液の含浸用に同じパルプ由来のエアレイド不織布が使用されたりもしています。